■2014年、彼のデビューを祝って購入した作品のうちの一点です。クリスと初めて会ったのは2007年、現代ナバホの巨匠と呼ばれる「ペリー・ショーティ」の工房でした。彼がペリーからシルバージュエリーの基礎を習っている頃で、年齢が近いこともあり、インディアンジュエリーについて語り合いながら、朝まで酒を飲み明かしたことこともありましたね(^^)そんな彼の作品がニューメキシコの新人アーティストコンクールで優勝し「Wheel wright Musium」でデビューショーを行うと聞いてお祝いしに～この作品はインディアンにとって大事な思想をカタチにした『Four directio=※今まで何度となく出品作でご紹介してきましたが要約すると、4はインディアンの聖なる数字、この世界の全ては4つで構成され、全ては一つになる……』をモチーフに、中心に“太陽”、４方向に全ての始まり、命の象徴である“SEED(種)”をリポウズし、ナバホのシンボルがスタンプワークで彩られた「ビッグペンダントトップ」です。【豆知識】●Chris Billie1974年生まれ、18歳の頃からシルバースミスを志すも家庭の事情等で断念し救命救急士をやっていた異色の作家。2007年、シルバースミスの夢を捨てきれず「ペリー・ショーティ」に弟子入りしシルバージュエリーの基礎を学ぶ。そこから独学でジュエリーを制作し始め、2014年、ニューメキシコ新人コンクールで優勝して念願のデビューを果たし、一躍人気作家となる。彼のスタイルは全て地金はトゥファキャストで作り、そこからトゥファの質感を活かしたり、消したりして、ナバホジュエリーの伝統技法である、リポウズやスタンプワークで重厚なデザインに仕上げるのが持ち味で、ペリーの影響を受けていることを所々感じる。ジュエリー制作に手間と時間を惜しまない努力家のアーティストで私の友人です。■サイズなど／縦約(バチカン含む)63㎜、最大幅約52㎜、厚さ約1.5㎜。バチカン内寸10㎜×8㎜。作者ホールマーク、Sterlig 刻印アリ。※未使用【お願い】インディアンジュエリーはハンドメイドのため初期キズが多いです。そのため新品・未使用でも状態は「傷や汚れあり」にいたします。